先日、公園で娘と遊んでいたときのこと。
発達障害のある娘は、テンションが上がるとつい“場に合わない言葉”を言ってしまうことがあります。
どうしても、声も大きいんですよね。。
どこで覚えてきたのか、なかなかパンチの効いたワードを💦
私はすぐに「やめようね〜、恥ずかしいよ」と声をかけるけれど、
これは特性ゆえのもの。
一度でスパッと消えるわけではなく、毎日、少しずつ伝え続けていくしかありません。
そんな中、近くにいた小3〜小4くらいの女の子たちが、
娘のことをヒソヒソ笑っているのが耳に入ってきて――
正直、胸がざわつきました。
その子たちは、娘に興味があるようで、何かするたびに、注目してくる感じでした。
「ギャングエイジ」って知っていますか?
あとで知ったのですが、このくらいの年齢の子どもたちって
「ギャングエイジ」と呼ばれる時期なんだそうです。
- 仲間意識が強くなる
- 親より友達が大事になる
- でも、感情や言動のコントロールはまだ未熟
そのため、
✅ ちょっと調子に乗って誰かをからかってしまう
✅ 空気を読まずに反応してしまう
という行動が出やすいんだとか。
思い返すと、あの子たちも、娘を笑ったというより
「変なこと言ってる〜」っていうノリだったのかもしれません。
ちょっと声をかけてみたら…
帰り際、私はその子たちに
「ごめんね〜、うちの子ちょっとテンション高くて、びっくりしちゃったかな」
と声をかけてみました。
すると――
「あ、大丈夫ですよ〜!」
と、ニコッと返してくれたんです。
あれ?
ふつうに、感じのいい子たちじゃん。
私、ちょっと身構えすぎてたのかもな…と、心がふっとほぐれました。
地域の子どもたちと、ゆるやかにつながっていく
娘には、発達の特性がある。
だからこそ、毎日根気よく伝えながら育てています。
その姿を、地域の子どもたちにも自然に見せていくことで
「こういう子もいるんだな」って、無理のない形で伝わっていくかもしれません。
そして、あの子たちもギャングエイジの真っ只中。
だからこそ、怒って突き放すのではなく、
地域の大人として、やさしく見守っていけたらいいなと思えた出来事でした。
最後に。
小さな「声かけ」で、世界がふっとやわらかくなることもある。
今日はちょっとモヤッとしたけど、
自分から声をかけてみたことで、娘にも、周りの子にも、そして自分にも、
少しやさしい気持ちを持てた気がします。
子育ては、日々の小さな気づきの積み重ね。
こうして少しずつ、わたしも娘も育っていけたらいいなと思います🌷